アスファルト防水の費用相場と工法別の特徴を詳しく解説

2022.02.12

アスファルト防水の費用相場と工法別の特徴を詳しく解説

建物の屋上やベランダの防水性能を維持するためには、定期的なメンテナンスが欠かせません。数ある防水工法の中でも、高い信頼性と長い歴史を持つのがアスファルト防水です。しかし、実際に依頼を検討する際、どの程度の費用がかかるのか、また他の工法と比較してどのようなメリットがあるのか疑問を持つ方も多いでしょう。本記事では、アスファルト防水の費用相場や工法別の特徴、コストを抑えるためのポイントを株式会社明康の視点から解説します。

目次

アスファルト防水の費用相場

アスファルト防水の一般的な費用相場は、1平方メートルあたり約5,500円から10,000円程度です。この価格帯は、ウレタン防水やシート防水と比較するとやや高めですが、その分耐久性が高く、長期的なメンテナンスコストを抑えられる傾向にあります。実際の見積もりには、防水層の施工費以外に、既存防水層の撤去費用や下地調整費、足場代などが加算されます。施工面積が広くなるほど1平方メートルあたりの単価は下がる傾向にありますが、複雑な形状の屋上や障害物が多い場所では、手間がかかるため単価が上昇します。

工法別のアスファルト防水の特徴

アスファルト防水には、施工方法によって大きく分けて3つの種類があります。それぞれの特徴と費用感について解説します。

熱工法

熱工法は、アスファルトを専用の釜で200度以上に溶かし、防水シートを貼り合わせていく最も伝統的な工法です。溶解したアスファルトが強力な接着力を発揮し、非常に気密性の高い防水層を形成します。費用は1平方メートルあたり8,000円から10,000円程度と高めですが、信頼性が高く、大規模なビルや工場の屋上で採用されることが多い工法です。ただし、施工中に独特の臭気や煙が発生するため、近隣環境への配慮が必要となります。

トーチ工法

トーチ工法は、あらかじめアスファルトがコーティングされたシートの裏面を、ガスバーナー(トーチ)で炙って溶かしながら下地に貼り付けていく方法です。熱工法のように大規模な溶解釜を必要としないため、搬入が難しい場所でも施工可能です。費用相場は1平方メートルあたり6,000円から8,000円程度です。煙の発生が少ない利点がありますが、バーナーを使用するため火災リスクに対する徹底した安全管理が求められます。

冷工法(常温工法)

冷工法は、熱を使わずに自着層を持つ防水シートや、ゴム化アスファルト粘着剤を使用して施工する方法です。火気を使わないため安全性が高く、住宅密集地や小規模な屋上でも安心して施工できます。費用相場は1平方メートルあたり5,500円から7,500円程度です。熱工法やトーチ工法と比較すると、施工時の臭いや煙の問題を回避できるメリットがありますが、接着強度の面で専門的な施工技術が必要となります。

費用を左右する主な要因

アスファルト防水の総額に影響を与える要因として、まずは下地の状態が挙げられます。古い防水層が激しく劣化している場合、その撤去費用や下地の補修費用が加算されます。また、屋上に室外機や避雷針などの設備が多い場合、防水層の巻き上げや端部処理に手間がかかるため、施工単価が上がります。さらに、高層ビルの場合は材料を運搬するためのクレーン費用や荷揚げ費用が発生し、これらも総費用を押し上げる要因となります。事前の現地調査によって、これらの条件を正確に把握することが、精度の高い見積もりにつながります。

アスファルト防水の耐用年数とメンテナンスサイクル

アスファルト防水の大きな特徴は、その耐久性の高さにあります。一般的に耐用年数は15年から25年と言われており、これはウレタン防水(約10年から12年)と比較しても非常に長寿命です。初期費用は他の工法より高くなる場合がありますが、貼り替え頻度が少なく済むため、LCC(ライフサイクルコスト)で見ると経済的な選択肢と言えます。性能を維持するためには、5年から10年ごとに表面の保護塗装(トップコート)を塗り替えるメンテナンスが推奨されます。これにより、紫外線による防水層の劣化を防ぎ、耐用年数を最大限に延ばすことが可能です。

信頼できる業者選びのポイント

アスファルト防水は施工の難易度が高く、特に熱工法やトーチ工法は熟練の技術が必要です。業者を選ぶ際は、まず「防水工事の専門業者」であることを確認してください。株式会社明康のように、多種多様な防水工法に対応でき、現場の状況に合わせた最適な提案ができる業者が理想的です。過去の施工実績が豊富であるか、保証内容が明確であるか、またアフターフォローの体制が整っているかを確認することで、施工後のトラブルを防ぐことができます。安さだけで選ぶのではなく、長期的な建物の保護を任せられる信頼性が重要です。

まとめ

アスファルト防水は、高い耐久性と防水性能を誇る優れた工法です。費用相場は1平方メートルあたり5,500円から10,000円程度であり、工法や現場環境によって変動します。初期の投資額は他の工法より高くなる傾向にありますが、長い耐用年数を考慮するとコストパフォーマンスに優れています。建物の状態や周辺環境に合わせて、熱工法、トーチ工法、冷工法の中から最適なものを選択することが大切です。屋上の防水にお悩みの方は、ぜひ株式会社明康へご相談ください。

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