コンクリートの爆裂現象を放置するリスクとは?補修工事の重要性と適切な手順を解説
コンクリート構造物の壁面や天井にひび割れが生じ、内部の鉄筋が露出している状態を「爆裂(ばくれつ)」と呼びます。この現象は建物の美観を損なうだけでなく、構造体そのものの強度を低下させる重大なサインです。株式会社明康では、爆裂現象の根本原因を特定し、建物の寿命を延ばすための専門的な補修工事を提供しています。本記事では、爆裂が発生するメカニズムや放置した場合のリスク、そして具体的な補修プロセスについて詳しく解説します。
目次
コンクリート爆裂のメカニズムと主な原因
爆裂現象は、コンクリート内部の鉄筋が錆びて膨らむことによって、外側のコンクリートを押し出してしまう現象です。通常、コンクリートは強いアルカリ性を保っており、内部の鉄筋を錆から守る役割を果たしています。しかし、外部環境の影響を受けるとこの保護機能が失われ、鉄筋の腐食が始まります。
鉄筋の腐食による膨張圧が最大の要因
鉄は錆びると、元の体積の数倍から十数倍にまで膨れ上がります。コンクリート内部の狭い空間でこの膨張が起こると、内側から凄まじい圧力が加わります。その圧力に耐えきれなくなったコンクリートが剥がれ落ち、鉄筋が剥き出しになるのが爆裂の仕組みです。株式会社明康が調査を行う現場でも、初期の小さなひび割れから雨水が浸入し、急速に爆裂が進行しているケースが多く見受けられます。
中性化や塩害による保護機能の低下
爆裂を招く要因の一つが「中性化」です。空気中の二酸化炭素がコンクリート内に浸透すると、アルカリ性が失われて中性に傾きます。また、沿岸地域では海塩粒子が浸入する「塩害」によって、不動態皮膜が破壊され鉄筋が腐食しやすくなります。これらの現象は目に見えない場所で進行するため、定期的な診断と早期の対策が欠かせません。
爆裂箇所を放置することで発生する重大なリスク
壁の一部が剥げているだけだと軽視してはいけません。爆裂を放置すると、建物の安全性が根底から揺らぐ可能性があります。
建物の構造耐力が低下し耐震性に影響
露出した鉄筋は直接外気に触れるため、腐食のスピードが加速します。鉄筋が細くなると、本来耐えるべき荷重を支えられなくなり、建物全体の強度が著しく低下します。地震などの大きな負荷がかかった際に、想定外の崩壊を招く恐れがあるため注意が必要です。
剥落事故による第三者被害の可能性
高所の外壁やバルコニーの軒下などで爆裂が発生している場合、コンクリートの破片が地上へ落下する危険があります。これが歩行者や駐車車両に当たれば、深刻な人的・物的損害をもたらします。所有者の管理責任が問われる事態を避けるためにも、株式会社明康は速やかな改修を推奨しています。
株式会社明康が実施する確実な爆裂補修の手順
場当たり的な埋め戻しでは、すぐに再発してしまいます。株式会社明康では、原因を根本から断つための施工を行っています。
脆弱部の除去と鉄筋の防錆処理
まず、浮き上がっているコンクリートや脆くなった部分をハンマー等で叩き落とす「ハツリ作業」を行います。その後、露出した鉄筋の錆をワイヤーブラシ等で丁寧に取り除きます。錆を完全に除去した上で、高性能な防錆材を塗布し、再発を抑止する下地を作ります。
樹脂モルタルによる欠損部の充填と成形
下地処理が完了したら、コンクリートとの密着性が高いプライマーを塗布し、軽量で強度の高い樹脂モルタルを充填します。周囲の壁面と段差が出ないよう、熟練の職人が平滑に仕上げます。最終的に表面保護の塗装を施すことで、水の浸入を防ぎ、耐久性を長期間維持させることが可能です。
まとめ
コンクリートの爆裂は、建物の健康状態が悪化している警告です。鉄筋の腐食が進むほど補修範囲は広がり、工事コストも膨らみます。ひび割れや赤錆の染みを見つけた際は、株式会社明康へお早めにご相談ください。確かな技術力で、大切な資産である建物の安全性と資産価値を守ります。
関連記事
- コンクリート補修・補強工事の詳細 – 株式会社明康が提供する専門的なコンクリートメンテナンスサービスのご紹介です。
- 防水工事の重要性 – 爆裂の原因となる水の浸入を防ぐための各種防水工法について解説しています。
- お問い合わせフォーム – 建物診断や爆裂補修のお見積もり依頼はこちらから受け付けております。


