トイレに手すりを後付けする際のポイントと費用相場を詳しく解説
加齢や怪我によって、トイレの立ち座りが負担に感じるようになるケースは少なくありません。そうした際、住まいをバリアフリー化する第一歩として検討されるのが、トイレへの手すりの後付けです。手すりを適切な位置に設置することで、転倒事故を防ぐだけでなく、自立した生活を長く続ける一助となります。本記事では、後付けできる手すりの種類や設置費用の目安、介護保険の活用方法について解説します。
目次
- トイレに後付けできる手すりの主な種類
- トイレの手すりを後付けするメリット
- 設置にかかる費用相場と工事時間
- 介護保険を利用した住宅改修費の支給制度
- DIYとプロの施工における安全性の違い
- 株式会社明康が提案するバリアフリー改修
- まとめ
トイレに後付けできる手すりの主な種類
トイレの形状や使用者の身体状況に合わせて、最適な手すりの形状を選択することが重要です。一般的に後付けで採用される手すりには、主に以下の3つのタイプが存在します。
縦型(I型)手すり
縦型手すりは、主に立ち上がる際の「引き寄せる」動作をサポートします。出入り口付近や、便座から立ち上がる際に掴みやすい位置に設置されるのが一般的です。握りやすい太さを選択し、しっかりと体重をかけても外れないよう下地のある壁面に取り付ける必要があります。
横型(I型)手すり
横型手すりは、移動時のバランス保持や、便座に座る際の姿勢を安定させる役割を果たします。手首を返さずに手を滑らせて移動できるため、動作の負担を軽減します。設置高さは、利用者が座った際の肘の高さに合わせるのが理想的とされています。
L字型手すり
縦型と横型の機能を兼ね備えたのがL字型手すりです。座る動作、立ち上がる動作、そして座っている最中の姿勢維持まで一貫してサポートできるため、トイレリフォームにおいて最も推奨される形状です。スペースが限られている場合でも、効率的に安全性を確保できます。
トイレの手すりを後付けするメリット
手すりの設置は、単なる転倒防止以上の価値を提供します。足腰への負担が減ることで、トイレへ行く心理的なハードルが下がり、排泄の自立が保たれます。また、介助者にとっても、被介助者が自力で動ける範囲が広がるため、介助負担の軽減につながるという利点があります。
設置にかかる費用相場と工事時間
壁に直接取り付けるタイプの手すりであれば、部材費と施工費を合わせて、1箇所あたり約15,000円から40,000円程度が相場となります。壁の補強が必要な場合は、別途大工工事費が加算されます。施工時間は、シンプルな取り付けであれば1〜2時間程度で完了するため、当日のトイレ使用に大きな影響はありません。
介護保険を利用した住宅改修費の支給制度
要介護認定または要支援認定を受けている場合、介護保険の「住宅改修費」の支給対象となる可能性があります。手すりの設置は対象項目に含まれており、上限20万円までの工事費用のうち、所得に応じて7割から9割が還付されます。申請にはケアマネジャーによる理由書の作成や事前申請が必要となるため、着工前に確認を行いましょう。
DIYとプロの施工における安全性の違い
市販のキットを使用してDIYで取り付けるケースも見受けられますが、壁の裏にある「下地」を正確に見極めるのは容易ではありません。強度が不足している箇所に設置すると、使用中に手すりが外れ、重大な事故につながる恐れがあります。安全性を最優先に考えるのであれば、専門知識を持つ施工業者へ依頼することが賢明です。
株式会社明康が提案するバリアフリー改修
株式会社明康では、お客様一人ひとりの身体状況や住環境に合わせた最適なバリアフリー提案を行っております。トイレの手すり1本から、住宅全体の介護リフォームまで幅広く対応可能です。現地調査では、実際の動作を確認しながら最適な設置位置をミリ単位で検討し、安心・安全な空間づくりをサポートいたします。
まとめ
トイレへの手すりの後付けは、安心な暮らしを守るための有効な手段です。種類ごとの特性を理解し、適切な位置に設置することで、毎日の生活動作が劇的にスムーズになります。費用や介護保険の適用についても考慮しつつ、信頼できるプロに相談して、長く安心して住み続けられる環境を整えましょう。
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