コンクリートの爆裂現象を放置するリスクとは?補修工事の重要性と適切な手順を解説

2022.04.28

コンクリートの爆裂現象を放置するリスクとは?補修工事の重要性と適切な手順を解説

コンクリート構造物の壁面や天井にひび割れが生じ、内部の鉄筋が露出している状態を「爆裂(ばくれつ)」と呼びます。この現象は建物の美観を損なうだけでなく、構造体そのものの強度を低下させる重大なサインです。株式会社明康では、爆裂現象の根本原因を特定し、建物の寿命を延ばすための専門的な補修工事を提供しています。本記事では、爆裂が発生するメカニズムや放置した場合のリスク、そして具体的な補修プロセスについて詳しく解説します。

目次

コンクリート爆裂のメカニズムと主な原因

爆裂現象は、コンクリート内部の鉄筋が錆びて膨らむことによって、外側のコンクリートを押し出してしまう現象です。通常、コンクリートは強いアルカリ性を保っており、内部の鉄筋を錆から守る役割を果たしています。しかし、外部環境の影響を受けるとこの保護機能が失われ、鉄筋の腐食が始まります。

鉄筋の腐食による膨張圧が最大の要因

鉄は錆びると、元の体積の数倍から十数倍にまで膨れ上がります。コンクリート内部の狭い空間でこの膨張が起こると、内側から凄まじい圧力が加わります。その圧力に耐えきれなくなったコンクリートが剥がれ落ち、鉄筋が剥き出しになるのが爆裂の仕組みです。株式会社明康が調査を行う現場でも、初期の小さなひび割れから雨水が浸入し、急速に爆裂が進行しているケースが多く見受けられます。

中性化や塩害による保護機能の低下

爆裂を招く要因の一つが「中性化」です。空気中の二酸化炭素がコンクリート内に浸透すると、アルカリ性が失われて中性に傾きます。また、沿岸地域では海塩粒子が浸入する「塩害」によって、不動態皮膜が破壊され鉄筋が腐食しやすくなります。これらの現象は目に見えない場所で進行するため、定期的な診断と早期の対策が欠かせません。

爆裂箇所を放置することで発生する重大なリスク

壁の一部が剥げているだけだと軽視してはいけません。爆裂を放置すると、建物の安全性が根底から揺らぐ可能性があります。

建物の構造耐力が低下し耐震性に影響

露出した鉄筋は直接外気に触れるため、腐食のスピードが加速します。鉄筋が細くなると、本来耐えるべき荷重を支えられなくなり、建物全体の強度が著しく低下します。地震などの大きな負荷がかかった際に、想定外の崩壊を招く恐れがあるため注意が必要です。

剥落事故による第三者被害の可能性

高所の外壁やバルコニーの軒下などで爆裂が発生している場合、コンクリートの破片が地上へ落下する危険があります。これが歩行者や駐車車両に当たれば、深刻な人的・物的損害をもたらします。所有者の管理責任が問われる事態を避けるためにも、株式会社明康は速やかな改修を推奨しています。

株式会社明康が実施する確実な爆裂補修の手順

場当たり的な埋め戻しでは、すぐに再発してしまいます。株式会社明康では、原因を根本から断つための施工を行っています。

脆弱部の除去と鉄筋の防錆処理

まず、浮き上がっているコンクリートや脆くなった部分をハンマー等で叩き落とす「ハツリ作業」を行います。その後、露出した鉄筋の錆をワイヤーブラシ等で丁寧に取り除きます。錆を完全に除去した上で、高性能な防錆材を塗布し、再発を抑止する下地を作ります。

樹脂モルタルによる欠損部の充填と成形

下地処理が完了したら、コンクリートとの密着性が高いプライマーを塗布し、軽量で強度の高い樹脂モルタルを充填します。周囲の壁面と段差が出ないよう、熟練の職人が平滑に仕上げます。最終的に表面保護の塗装を施すことで、水の浸入を防ぎ、耐久性を長期間維持させることが可能です。

まとめ

コンクリートの爆裂は、建物の健康状態が悪化している警告です。鉄筋の腐食が進むほど補修範囲は広がり、工事コストも膨らみます。ひび割れや赤錆の染みを見つけた際は、株式会社明康へお早めにご相談ください。確かな技術力で、大切な資産である建物の安全性と資産価値を守ります。

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