火災保険の風災補償とは?台風や強風の被害で請求できる範囲と申請のポイント

2022.06.29

火災保険の風災補償とは?台風や強風の被害で請求できる範囲と申請のポイント

台風や突風、爆弾低気圧など、毎年のように日本各地で発生する自然災害。家屋に被害を受けた際、多くの方が頼りにするのが火災保険です。火災保険は火事のときだけではなく、風による被害を補償する「風災補償」が含まれています。しかし、どのような被害が風災として認められるのか、申請にはどのような手順が必要なのか、正確に把握している方は多くありません。本記事では、株式会社明康が風災補償の適用範囲から、保険金を受け取るための注意点まで詳しく解説します。

目次

火災保険の「風災補償」とは?対象となる被害の基準

火災保険における「風災」とは、台風、旋風、竜巻、暴風などの強い風によって建物や家財が損害を受けた状態を指します。一般的に「最大瞬間風速が秒速20メートル以上の風」が基準とされることが多いですが、実際の認定は被害状況に基づいて判断されます。

風災と認められる具体的なケース

風災補償の範囲は、屋根だけにとどまりません。例えば、強風で屋根瓦が飛散した、飛来物によって窓ガラスが割れた、突風で雨樋が歪んだといったケースが該当します。また、風によって倒れた木が建物に激突して損壊した場合や、フェンスやカーポートが破損した場合も補償の対象に含まれることが一般的です。住宅の外部設備全般が対象になり得るため、被害箇所を漏れなくチェックすることが大切です。

風災補償の対象外となるケース(経年劣化など)

火災保険は「不測かつ突発的な事故」を補償するものです。そのため、数年前から徐々に傷んでいた屋根の錆びや、単なる古さによる剥がれといった「経年劣化」は補償対象外となります。また、雨漏りが発生していても、その原因が強風による建物の損壊ではなく、シーリングの劣化などによるものであれば、風災とは認められません。保険会社は専門の調査員を派遣して鑑定を行うため、被害が風によるものか、単なる劣化かを正確に見極める必要があります。

風災補償でいくらもらえる?保険金の計算方法と免責金額

受け取れる保険金の額は、契約している保険のタイプや損害の程度によって異なります。特に注目すべきは「免責金額」の設定です。免責金額とは、自己負担しなければならない金額を指します。

20万円フランチャイズ方式と免責方式の違い

古い火災保険契約に多いのが「20万円フランチャイズ方式」です。損害額が20万円を超えた場合に、全額が支払われる仕組みです。損害額が19万9,999円以下であれば1円も支払われませんが、21万円であれば21万円全額が支払われます。一方で、近年の主流は「免責方式(エクセス方式)」です。設定した自己負担額(例:5万円)を差し引いた金額が保険金として支払われます。損害額が30万円で免責5万円であれば、25万円を受け取れます。ご自身の契約がどちらの形式か、保険証券を確認しておく必要があります。

台風被害で火災保険を申請する際の流れと必要書類

保険金の申請は、加入者本人が保険会社へ連絡することから始まります。手続きのステップを把握しておくことで、スムーズな受給が可能になります。

  1. 保険会社または代理店へ事故報告を行う
  2. 修理業者に見積もりを依頼し、被害箇所の写真を撮影する
  3. 保険会社から届く申請書類に記入し、必要書類を提出する
  4. 保険会社が委託した鑑定人による現地調査(必要な場合)
  5. 保険金の入金

申請の期限は「被害から3年以内」

保険法により、保険金の請求期限は被害を受けた日から3年と定められています。しかし、時間が経過するほど「被害が風によるものか、その後の経年劣化によるものか」の判別が難しくなります。被害を発見したら、できるだけ早急に調査を依頼し、申請準備を進めることが推奨されます。数ヶ月前の台風の被害であっても、3年以内であれば申請自体は可能です。

風災補償の申請で失敗しないための重要ポイント

火災保険の申請には専門的な知識が求められます。適切な保険金を受け取るために、以下の点に注意してください。

悪徳業者によるトラブルに注意

台風の後などには「火災保険を使えば無料で修理できる」と勧誘する業者が増えます。中には、高額な手数料を請求したり、嘘の理由で保険申請を強要したりする悪質な業者も存在します。強引な契約を迫る業者や、調査をせずに見積もりを出す業者には注意が必要です。信頼できる実績を持った会社を選ぶことが、家を守ることにつながります。

専門家による現地調査の重要性

屋根の上など、目に見えない場所の被害は専門家でなければ正確に把握できません。株式会社明康では、熟練のスタッフがドローンや高所カメラを用いて詳細な現地調査を実施します。適切な写真撮影と、保険会社が納得する根拠に基づいた見積もり作成をサポートすることで、適正な保険金受給を支援しています。個人では気づかなかった被害が見つかることも多く、Webサイト等でも事例を紹介しています。

まとめ:株式会社明康による確実な火災保険申請サポート

火災保険の風災補償は、大切な住まいを維持するために欠かせない制度です。台風や強風による被害は、放置すると建物の寿命を縮める原因にもなります。正しく被害を申告し、適切な保険金を受け取るためには、保険の仕組みを理解し、信頼できるパートナーと共に申請を進めることが大切です。株式会社明康は、火災保険申請のプロフェッショナルとして、調査から書類作成のアドバイスまで一貫してサポートいたします。住まいについて少しでも気になることがあれば、お気軽にご相談ください。

関連記事

PAGE
TOP