ケルヒャーで外壁洗浄を行う際の注意点とプロに任せるべき判断基準

2022.07.13

ケルヒャーで外壁洗浄を行う際の注意点とプロに任せるべき判断基準

住まいの美観を保つために、ケルヒャーをはじめとする高圧洗浄機を利用して外壁を掃除しようと考える方は多くいらっしゃいます。手軽に汚れが落ちるイメージがある高圧洗浄ですが、実は外壁材の種類や状態によっては、かえって住まいを傷めてしまうリスクが潜んでいます。本記事では、家庭用高圧洗浄機で外壁を洗う際のメリットと注意点、そして専門業者によるプロの洗浄との決定的な違いについて詳しく解説します。株式会社明康が培ってきた知見をもとに、安全かつ効果的なメンテナンス方法をお伝えします。

目次

ケルヒャーなどの高圧洗浄機で外壁掃除をするメリット

家庭用高圧洗浄機の代表格であるケルヒャーは、水道水の約40倍という強力な圧力で水を噴射し、こびりついた汚れを吹き飛ばします。最大のメリットは、洗剤を使わずに水だけで広範囲の汚れを短時間で落とせる点にあります。特にコンクリートの床やブロック塀など、硬い素材に付着した泥汚れや軽い苔には非常に高い効果を発揮します。脚立に登らなければ届かないような高い場所も、延長ランスなどのアクセサリーを使用することで、地上から安全に清掃できる場合があります。

自分で外壁洗浄を行う際に知っておくべきリスク

手軽に扱える一方で、外壁の洗浄には専門的な判断が欠かせません。安易に強力な水圧を当てることで、修復不可能なダメージを与えてしまうケースが後を絶ちません。

水圧による外壁材や塗膜の破損

サイディングやモルタル外壁の表面には、雨水の浸入を防ぐための塗装が施されています。この塗膜が劣化している状態でケルヒャーを使用すると、汚れと一緒に塗装まで剥がしてしまい、外壁材そのものを露出させてしまう恐れがあります。特にチョーキング現象(壁を触ると白い粉がつく状態)が起きている場合は、塗装の寿命が尽きているサインであり、高圧洗浄が致命傷になるケースがあります。

シーリング材(目地)へのダメージ

サイディングボードの継ぎ目にあるゴム状のシーリング材は、水圧にそれほど強くありません。近距離から直接噴射を浴びせると、シーリングが剥がれたり隙間ができたりします。ここから水が侵入すると、構造体の腐食やシロアリ発生の原因となり、建物全体の寿命を縮めることにつながります。

室内への浸水トラブル

外壁には換気口やエアコンの配管貫通部、サッシの隙間など、水が入り込みやすい箇所が多数存在します。家庭用洗浄機は広範囲に水しぶきが舞うため、意図しない場所から水が入り込み、壁内結露や室内への雨漏りを引き起こすトラブルも散見されます。

失敗しないためのケルヒャー使用時の注意点

どうしても自身で洗浄を行いたい場合は、以下のポイントを遵守し、慎重に作業を進める必要があります。

適切な距離と噴射角度の維持

ノズルを壁面から最低でも30cmから50cmは離し、一点に集中して噴射し続けないように心がけます。角度は壁に対して垂直ではなく、斜め上から下へ流すように動かすのが基本です。下から上へ向けて噴射すると、水切り構造を逆行して水が侵入するリスクが高まるため避けてください。

近隣への水跳ね・騒音対策

高圧洗浄機は作動音が大きく、早朝や夜間の使用はトラブルの元となります。また、跳ね返った水や汚れは想像以上に遠くまで飛び散ります。隣家の洗濯物や車を汚さないよう、事前に挨拶をするか、飛散防止のネットを張るなどの配慮が不可欠です。

プロの専門業者と家庭用洗浄機の決定的な違い

家庭用機器とプロが使用する業務用の設備では、洗浄の目的と質が根本的に異なります。

水圧のパワーと洗浄時間の差

家庭用ケルヒャーの常用吐出圧力は約7〜9MPa程度ですが、プロが使用するエンジン式の高圧洗浄機は15MPa以上の圧力を維持できます。単に強いだけでなく、水量を安定させて洗浄するため、汚れの落ちムラがなく、短時間で作業が完了します。これにより、外壁が水にさらされる時間を最小限に抑え、建物への負担を軽減できます。

カビや苔を根絶するバイオ洗浄の有無

見た目の汚れが落ちても、カビや苔の胞子が根元に残っていると、数ヶ月で再発してしまいます。株式会社明康をはじめとする専門業者は、専用の薬剤を使用する「バイオ洗浄」を行うことが可能です。植物性の洗浄剤で菌を根こそぎ死滅させることで、単なる水洗いよりも遥かに長い期間、美観を維持できます。

株式会社明康が提案する安心の外壁メンテナンス

株式会社明康では、単に壁を洗うだけでなく、建物の診断を兼ねた洗浄サービスを行っています。岡山県倉敷市を中心に、地域特有の気候を考慮した最適なメンテナンスプランを提案します。外壁の劣化具合をプロの目で確認し、洗浄だけで十分なのか、あるいは塗装による保護が必要な時期なのかを的確に判断します。無理なDIYで建物を傷める前に、まずは専門家による無料点検をご活用ください。

まとめ

ケルヒャーなどの家庭用洗浄機は、正しく使えば非常に便利なツールです。しかし、外壁という建物の寿命に関わる重要な箇所を洗浄するには、それ相応のリスクが伴います。汚れの種類や外壁の状態を見極め、少しでも不安がある場合は、専門知識と強力な設備を持つプロの業者へ依頼することをおすすめします。住まいの健康を守るためにも、慎重な判断を心がけましょう。

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